不動産売買購入時|家探しのコツ!購入前のチェックポイント
名古屋市で家を買うことは、人生で最も大きな買い物の一つですので、ミスを避けたいものです。
しかし、名古屋市で初めて家を買う場合、何を基準に選ぶべきか分からない方が多いのは理解できます。
さて、今回は家を探し始める方々に向けて、家探しのための有用な情報をお伝えします。
最初に、名古屋市の家探しの基本的な3つのポイントについて見ていきましょう。
Contents
家探しのコツは譲れない条件を決める
家探しを始める前に、絶対に譲れない条件と、場合によっては譲れる条件を明確にすることが重要です。
まずは、自分の希望条件を絞りましょう。
通勤や通学、お住まいでの過ごし方などを考慮して、自分に一番合う家の条件を明確にすることです。
以下は主な条件の例です。
●エリアや周辺環境
●間取りや設備
●予算
家探しはサイトやチラシで物件を探す
家を探す方法はいくつかあります。
例えば、パソコンやスマートフォンで不動産ポータルサイトを見てみましょう。
新築一戸建てや中古一戸建て、新築マンションや中古マンションなど、多くの物件情報が簡単に検索できます。
もしサイトで検索するのが苦手な方は、住宅情報誌や住宅関連のフリーペーパーにも多くの不動産情報が掲載されていますので、そちらも調べてみましょう。
また、郵便受けに入っている不動産のチラシをチェックするのも良い方法です。
チラシには、不動産会社やハウスメーカーがおすすめする条件の良い物件が載っていることが一般的です。
不動産会社に相談する
不動産会社は物件探しのサポートをしてくれます。
電話で問い合わせて資料を請求したり、直接訪問して自分の希望条件を伝えることで、不動産ポータルサイトには載っていない物件を紹介してくれることもあります。
以上が家探しの基本的なポイントです。
希望条件がまとまりにくい場合でも、遠慮せずに相談してみることをお勧めします。
また、自分で気になる物件を見つけた場合は、不動産会社に相談することで、物件の詳細情報を確認したり、実際に内覧することができます。
もし家の購入までに時間的に余裕がある場合は、「この条件の物件が出たら教えてください」とお願いしておくこともおすすめです。
不動産ポータルサイトに掲載される前に、希望の物件を早めに紹介してもらえる可能性もありますよ。
物件探しのコツは購入理由と時期を明確にする
実際に物件を購入されてらっしゃる方はこの部分にブレが無い方が多いです。
購入する理由を明確にする
住まいを購入する理由を再度明確にすることは重要です。
なぜ住まいが必要なのかを明確にすることで、候補のエリアや物件を絞りやすくなるだけでなく、不動産会社との相談もスムーズに進めることができます。
また、必須条件と譲歩できる条件を区別しておくことで、優先順位を整理しやすくなります。
以下に購入する理由の一例を挙げます。
・子供が生まれたため、部屋数が必要です。
・テレワークに移行したので、のんびりとした郊外での生活を望んでいます。
・車を利用するため、駐車場のある家に住みたいです。
・庭付きの戸建てが欲しいです。
・将来的に子供たちに遺せる資産を持ちたいです。
・通勤時間を減らし、職場の近くに住みたいです。
・子供たちが成長し、住まいが広くなった方がいいです。
また、現在の住まいに不満がある場合は、それを考えることも有益です。
たとえば、「家賃が高い」「職場から遠い」「子供部屋が足りない」といった課題を解決したいと思うかもしれません。
そこから住まいを購入したい理由を見つけることもできます。
購入する時期を明確にする
物件の市場は常に変動しています。
もしも将来的に購入を考えている場合は、候補の物件が売れてしまう可能性もあるため、事前に様々な準備を済ませておくことが大切です。
以下に準備すべき項目の一例を挙げます。
・希望するエリアを選定すること。
・将来のライフイベントを考慮して資金計画を立てること。
・希望するエリアや間取りでの相場を確認すること。
相談先の不動産会社を決める手続きなどを考慮すると、積極的に物件探しや内見を開始するのは、目標期限の2か月~4か月前が理想的です。
理由と時期が明確になったら、不動産会社に相談する
準備が整ったら、不動産会社に相談することをおすすめします。
もし準備段階で不安や悩みがある場合は、その時点で相談することも重要です。
不動産会社との相談を通じて、具体的なアドバイスや情報を得ることができます。
不動産会社とは、住まいに関する専門家であり、豊富な情報と適切なアドバイスを提供することができます。
また、彼らは特定のエリアに精通しており、日常生活において必要な買い物や通学、防犯面など、すべてについてサポートしてくれます。
住み始めてから後悔しないためにも、彼らからのアドバイスをしっかり受けることをおすすめします。
欲しいのは一戸建てなのかマンションなのか
物件のタイプと特徴を把握しましょう。
「家」と言っても、実はいくつかの種類があります。
例えば、「一戸建てかマンションか」というように分けられます。
「新築か中古か」も選択の一つです。
それぞれの物件の種類には、それぞれメリットや注意点がありますので、自分の理想のマイホームの条件と比較してみましょう。
一戸建てとマンションは、大まかに分けられます。
どちらにもメリットと注意点がありますので、それぞれご紹介しましょう。
一戸建てのメリット
一戸建ての大きな特徴は、所有している土地を自由に使える点です。
庭や駐車場を利用することができるだけでなく、物置を設置して収納スペースを増やすことも可能です。
また、一戸建てならではのメリットとして、騒音が気になりにくいという点もあります。
建物が独立しているため、子供たちの走り回る音や、深夜の洗濯機の音などで近所トラブルになる心配が少ないでしょう。
一戸建てのデメリット
例えば、駅からのアクセスが少し離れた場所に立地していることが多いです。
特に新築の一戸建ては、駅から少し離れた静かな環境に建てられることが多いです。
もし交通アクセスを重視する場合、都心部や主要駅周辺で一戸建てを見つけるのは難しいかもしれません。
また、一戸建てには、メンテナンスや修繕を自分自身で行う必要があります。
定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、大きな修繕や設備の交換が必要になり、余分な費用がかかってしまうこともありますので、注意が必要です。
マンションのメリット
マンション、利便性の高い立地の物件を探しやすいという利点があります。
例えば、マンションのような高層建築物を建てるには、土地の容積率が高いことが必要です。
容積率とは、土地の面積に対して建物が占める面積の割合のことです。
高い容積率が指定されている地域は、通常、駅周辺などの便利な場所が多くなっています。
マンションは、一戸建てに比べて防犯対策が充実している場合が多いです。
なぜなら、オートロックや防犯カメラなどが建物に設置されているからです。
また、常駐の管理人や他の入居者の目もありますので、不審者が建物内に侵入しにくいです。
さらに、建物の維持管理や共用部分の清掃も管理会社が行ってくれるので、とても便利です。
マンションのデメリット
注意点としては、騒音トラブルに気をつける必要があります。
集合住宅は隣接した住戸と生活音が伝わりやすい環境です。
特に、幼い子どもがいる家庭やペットを飼育している家庭は、隣人への配慮が大切です。
また、マンションでは管理費や修繕積立金などのランニングコストがかかります。
ただし、管理費を支払うことで自分自身で維持管理や清掃をする必要がなく、修繕積立金も計画的に積み立てることで急な出費を抑えることができます。
以上、物件の種類と特徴についてご説明しました。
自分の希望条件と合致する物件を見つけるために、しっかりと比較検討してください。
要約すると、都心部や主要駅周辺は交通利便性が高いため、マンションなどの高い建物が集中しています。
そのため、このようなエリアに住みたい場合は、マンションが多くの選択肢となります。
物件探しに必要な期間
物件を探す平均期間は約2ヵ月から4ヵ月ですが、準備をしっかりと整えておけば、理想の住まいに早く出会うこともできます。
ただし、2ヵ月から4ヵ月以上かけて物件を探すのはおすすめできません。
時間が遅くなりすぎると、検討中の物件が売れてしまったり、予定していた資金計画が狂ってしまう可能性もあります。
気になる物件があれば内見
内見では、室内と室外の確認が必要です。
具体的には、「収納の量」、「駐車スペースの広さと位置」、「コンセントの位置や数」などをチェックします。
内見をすることで、自分の希望条件がより明確になります。
優先順位が変わることもあるかもしれません。
物件探しを始めてから早めのタイミングで内見をすると、その後の物件探しはスムーズに進むでしょう。
また、購入を検討している段階では、より細かい点にも注意が必要です。
間取りもチェック
間取りとは、家の中の部屋の配置のことです。
家族にとって使いやすい間取りかどうかも重要です。
たとえば、水回りの配置がまとまっていなかったり、家事動線が複雑だと、暮らしにストレスを感じることが多くなります。
さらに、将来の家族構成の変化も考慮する必要があります。
入居する期間や家族の増減によって、部屋の使い方も変わってきます。
夫婦2人で入居していても、子供が生まれれば子供部屋が必要になりますし、子供が巣立った後は夫婦だけの生活になります。
そして将来的には介護が必要になる可能性もあります。
これらの将来の変化に対応できる間取りを選ぶことで、将来的に困ることが少なくなります。
設備もチェック
また、物件には家族の生活スタイルに必要な設備が付いているかどうかも確認してください。
例えば、夜に洗濯をたくさんする人にとっては便利な浴室乾燥機や、多くの食品をストックできるパントリー、生ゴミを砕いて処理するディスポーザー、宅配ボックスなどがあります。
日常の生活を思い返して、どんな設備があれば便利かを考えると良いでしょう。
まとめ
物件を購入するポイントは、希望条件の優先順位をはっきりさせましょう。
物件を探す際に、複数の希望条件を挙げたら、その条件の優先順位を明確にすることが大切です。
実際に物件を探すと、すべての条件を完全に満たす物件を見つけるのは難しいです。
ですから、希望条件に優先順位をつけて、できるだけ理想に近い物件を見つけることが重要です。
複数の条件の中から、「これだけは譲れない」というポイントを絞り込んでください。
最優先したいポイントは人それぞれ違います。
自分にとって特にこだわりたいポイントと、ある程度は妥協できるポイントを明確に把握した上で、物件探しを進めましょう。
ただし、内見の回数を過度に増やすのは注意が必要です。
気になる物件がたくさんあっても、内見の回数を過度に増やすとデメリットが多くなりますので、注意しましょう。
できるだけたくさんの物件を見たいと思う人もいますが、過度な内見によって、余計に迷ってしまい、最適な判断ができなくなることが多いです。
また、たくさんの内見に時間を費やすと、迷いながらいるうちに、他の人に希望の物件を奪われてしまうリスクも高まります。
効率的な物件選びをするためにも、物件の候補をある程度絞り込んだ上で内見し、最適な物件を選ぶようにしましょう。
また、将来売却も考えている方は、
- 地域によって差はありますが、駅から近い物件(マンションであれば徒歩10分以内。土地や戸建であれば出来れば徒歩20分以内)
- 人気エリアの物件(人気小学校区・中学校区・人気の街区・人気の沿線)
を購入するようにしましょう。