名古屋市マンション売却|各区の相場・確認する点や高く売るコツ
名古屋市でマンション売却を考えた時にいくらで売れるか気になりますよね。
名古屋市は日本の主要都市の一つで、人口も右肩上がりで2024年5月1日時点では2,328,397人(対前月6,254人の増加)・1,168,541世帯(対前月6,201世帯の増加)の方が住まわれています。平成10年4月の統計開始時の人口が2,149,884人・864,462世帯でしたので約178,513人・304,079世帯が増加したことになります。
現在、全国各地で人口減少が続いている中、人口が増えていることもあり、マンションの需要も高まっており、売却しやすい状況にあるといえます。
この記事では、名古屋市でマンションを売却することを検討されている方に向けて、売却価格の相場や確認すべき点、高く売るコツについて、ご紹介します。
*参考 令和6年3月1日現在の名古屋市の世帯数と人口 -推計人口
Contents
名古屋市のマンションを売却する際の相場
まずは皆さんが、一番気になるところはマンションの売却価格の相場でしょう。実際にいくらでマンションが売買されているのかを見ていきましょう。
2018年1月1日〜2023年7月31日の期間での新築マンションの平均価格は4,996万円、平均坪単価は240.8万円となっています。中古マンションで間取りを無視した平均価格は2,820.9万円となっています。
あくまでも平均価格であるため、エリアや築年数、間取りによってマンションの価格は変わってきます。エリア、築年数のそれぞれについて見ていきましょう。
名古屋市の中古マンション売却の相場推移
名古屋市の中古マンションの平均価格は、2023年7月は2,305万円だったのに対して2024年7月は2,505万円になっています。およそ10%程度価格が上昇しているので、中古マンションの需要は大きいと考えられます。
売却を考えている方や中古マンションを保有している方は、高い値段で売却するチャンスかもしれないのでぜひ検討してみましょう。
坪単価が一番高いのは「中区」・一番低いのは「港区」
一番高いエリアは中区で平均坪単価は299.1万円、一番安いエリアは港区で142.3万円となっています。新築マンションの価格が高いということは、その分需要があるエリアであるということです。マンションの売却を検討する際には、自分のエリアで新築マンションがどの程度の価格で売買されているのかを知ることは、マンションの売却価格を決める上でも非常に重要です。
築年数によって、価格は大きく変動する
マンションの築年数は売却価格に大きく影響します。マンションに限らず不動産には、耐用年数が定められています。例えば木造であれば22年、鉄筋コンクリートでは47年とされており、この年数をすぎると建物としての価値は0円とするという指標です。
実際には、耐用年数を過ぎてしまったから、マンションが寿命を迎えたということではないため、ある程度の価格をつけて売却することはできますが、その価格は下がってしまいます。
2019年12月時点のマンションの相場価格と築年数の関係性をみると、新築の時の値段を基準として、築10年で約15%、築20年で約35%、築30年で50%程度価格が減少しています。もちろん、築年数以外の要因も価格に影響するため、必ずしもこの数値になるわけではありませんが、築年数から大体の相場を把握しておきましょう。
マンションの販売戸数から注目されているエリアもわかる
マンションの販売戸数から、これから需要が伸びるエリアを判断することができます。新築マンションの坪単価が一番高い中区が最も多く販売されていますが、二番目は東区となっています。東区の坪単価は二番目に高いわけではないので、これから需要が高まってくる地域である可能性があります。
マンションを売却する前に確認すべき点
ここでは、マンションを売却するにあたって、確認しておくべきポイントを3つご紹介します。
不動産の状態・相場を把握して、信頼できる不動産業者を選ぶ
まず、不動産の状態を点検し、修繕やクリーニングが必要な箇所がないか確認しましょう。次に、現在の市場価格を調査し、同じエリアでの類似物件の価格動向を把握します。
最後に、信頼性のある不動産業者を選び、査定を受ける前に業者の実績や評判を確認しましょう。これらのポイントを押さえておくことで、スムーズに売却を進めることができます。
法律や契約条件を確認する
売却前には法律や契約条件の確認も欠かせません。マンションの建築基準適合証明や法的な問題がないか、また管理組合のルールに違反していないかを確認しましょう。
また、売却時の契約条件や手数料についても理解しておき、後々のトラブルを避けるためにも契約書をよく読んで納得した上で進めましょう。
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購入希望者の視点に立って物件の魅力を伝える
マンションを売却する際には、購入希望者の視点を考慮することが大切です。自身が住んでいた際の良さやアピールポイントを活かし、魅力的にプレゼンテーションすることが必要です。また、査定額や価格交渉に際しても、購入希望者が納得する価格設定を心掛けることで、円滑に取引を進めることができます。
ただし、購入希望者の意見を全て聞いていては、自分の理想とする価格でマンションを売却することは難しくなります。どこまでなら許容できるのかどうかは、あらかじめ決めておくようにしましょう。
名古屋市でマンションを高く売るコツ
マンションの売却を考えている方にとって、少しでもマンションが高く売れれば嬉しいですよね。ここでは、マンションを高く売るコツについて、ご紹介します。
第一印象が大切
外観や部屋の入り口など第一印象が素敵なマンションだと、買い手が物件に興味を持ってくれるようになります。買い手が物件に興味を持ってくれていれば、その後に部屋の中を紹介した時にも、好印象を与えることができます。
玄関の掃除や見た目や匂い、清潔さなど、購入希望者が最初に感じる印象を良くすることが重要です。入り口・室内や玄関ホールを美しく整えるなど心配りが求められます。
また、不動産会社によっては、バーチャルツアー・バーチャルホームステージングを行ってくれる会社もあります。そのようなところに依頼するのも一つの方法です。
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物件の周辺情報をまとめておく
その物件自体の魅力を伝えることももちろん重要なのですが、買い手の方はその物件に住んだ後のことを想像しています。素敵なお家でも、周りに生活に必要な施設がなければ、せっかく購入しても生活しづらいと感じてしまいます。
そのため、物件の周辺にどういった施設があるのかをまとめてパンフレットなどを用意しておくことがオススメです。例えば、スーパーやコンビニ、学校、病院など生活に必要な施設がどのくらいの距離にあるのかをまとめることで、この物件に住んだ後の生活を想像しやすくなります。買い手の方が物件の購入を前向きに考えられるように準備をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、名古屋市におけるマンション売却価格の相場や確認すべき点、高く売るコツについて、ご紹介しました。
売却を検討しているマンションが、どのくらいの価格で売れるのか、まずは不動産業者に査定を出してみましょう。売却をする前には、法律や契約条件などもしっかりと確認しましょう。
また、不動産会社によっては、バーチャルツアー・バーチャルホームステージングを行ってくれる会社もあります。そのようなところに依頼するのも一つの方法です。
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