名古屋市不動産売却｜マンション2階部分の売却！コツってある？

2023.10.05不動産売却

マンションの2階と言えば、街の喧騒からは少しだけ離れ、しかし高すぎず、地上に近すぎない、まさにちょうどいい位置にあると言えます。1階のデメリットを回避しながら、高層階の遠さも感じさせないその特性は、多くの人々にとって魅力的な居住空間を提供してくれます。

しかし、その魅力をどのように伝えれば購入希望者の心を掴むことができるのでしょうか。
また、2階特有のデメリットは存在するのか？その対策はあるのか？これらの疑問を持つ売主の方も多いことでしょう。

この記事では、名古屋市の2階のマンションの隠れた魅力を再確認し、売却の際のアピールポイントやデメリットをカバーする方法を詳しく解説します。2階のマンションをお持ちの方、またはこれから売却を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みください。

Contents

1 マンションの2階のメリット
2 マンションの2階のデメリット
3 マンションの2階を売却するためのコツは？
4 まとめ｜2階マンションの場合、バランスの良さで即売却も可！

マンションの2階のメリット

不動産を売却するのであれば、保有している物件の特徴を押さえておく必要があります。まずは、メリットからみていきましょう。

ちょうど良い高さ

2階は、地上からの距離が1階のように近すぎず、高層階のように遠すぎない、絶妙にちょうどいい位置にあります。

例えば、高齢の方が住む場合、階段を必要以上に登る必要もなく、エレベーターでの移動にも時間がかからないため、日常の移動がスムーズになります。

また、子育て中の家庭では、子供が外で遊んでいる時などに窓から簡単に様子を見ることができます。また、対策が少ないとベランダからの落下の可能性も捨てきれませんので、2階ならではの利点です。

災害へのリスク減

マンションの2階は、1階のような洪水や浸水のリスクを大きく軽減できます。例えば、2019年の台風19号では、多くの1階の住戸が浸水被害を受けましたが、2階の住戸はその影響をほとんど受けなかったなどの報告も上がっています。

また、高層階に比べて地震の際の揺れも比較的小さく避難もしやすいため、安心して生活することができます。

防犯性の向上

マンションの1階に比べて2階の方が、窓やバルコニーからの侵入が難しいため、防犯性が高まるでしょう。実際に、不審者が2階のバルコニーに侵入しようとすると、はしごや道具を使用する必要がありますので、それだけで大きな障壁となります。

マンションの2階のデメリット

続いて、デメリットについてもみていきましょう。

立地によっては日当たり悪くなる

周囲の建物や樹木の影響で、日当たりが悪くなることがあります。例えば、南側に高い建物が建っている場合は日中のほとんどの日差しが遮られてしまうため、部屋に日の光が入りにくくなることが考えられます。

騒音の問題

1階の生活音や、エントランスの出入りの音、また、1階が駐車場のマンションだと車のエンジン音などが気になることがあります。
エントランスが近い場合、出入りする住民の声や足音が2階まで響くことがあります。

階下への配慮が必要

1階だと気にしなくてもよかったこちら側の足音や生活音を、1階に住んでいる方へ配慮しなければなりません。一方で、下の階や上の階の両方の住民の生活音が気になることがあります。

子供が走り回る音や、家具を動かす音などがどうしても伝わってきますし、こちら側の音も伝わってしまうので、少し気を使った生活をしないといけません。

マンションの2階を売却するためのコツは？

せっかく不動産を売却するならば、なるべく高く売却したいですよね。そこでここでは、マンションの2階を少しでも売却するためのコツについてご紹介します。

災害時の低リスクアピール

2階のマンションは、災害時のリスクが低いという大きなメリットがあります。例えば、2019年の台風19号では、多くの1階の住戸が浸水被害を受けましたが、2階の住戸はその影響を大きく軽減できました。このような事例を具体的にアピールすることで、安全性を前面に出して購入希望者の心をつかむことができます。

また、昨今心配されている地震の際も、高層階ほど揺れが大きくなく、逃げることも容易なことはかなり大きなポイントでしょう。

内装のリフォーム

2階のマンションの特性を活かした内装リフォームを提案することで、物件の価値をさらに高めることができます。例えば、防音対策として特殊な壁材や床材を使用することで、下の階の騒音を気にすることなく快適に過ごせる環境を作り出すことができます。

また、日当たりを良くするために、反射材を使用したカーテンや、明るい色の壁紙を選ぶことで、室内をより明るく感じさせる工夫も効果的です。

ターゲット層を絞る

2階のマンションは、特にご年配の方や子育て中の家庭にメリットが多いと言われています。例えば、ご年配の方の場合、エレベーターや階段の利用が最小限で済むため、日常生活が楽になります。

高所恐怖症の方もターゲットになります。高所恐怖症の方は2階か3階を選ばれることが多いです。

子育て中の家庭では、子供が遊ぶスペースとしてのバルコニーや、窓からの安全確認が容易である点が魅力となります。このようなターゲット層を明確に絞り込み、その層に合わせたアピールを行うことで、効果的な売却が期待できます。

また、不動産会社によっては、バーチャルツアー・バーチャルホームステージングを行ってくれる会社もあります。そのようなところに依頼するのも一つの方法です。

そして土地に関してはもあります。

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まとめ｜2階マンションの場合、バランスの良さで即売却も可！

2階マンションの場合、バランスの良さで即売却も可！

2階のマンションは、都市部での生活を楽しむ上でのちょうどいい位置にあります。
1階の防犯やプライバシーの懸念を大きく軽減しつつ、高層階のような風や高さによる不安を感じることなく、安心して生活を楽しむことができます。このような2階ならではの魅力をしっかりとアピールすることで、購入希望者の目を引くことができるでしょう。

また、名古屋市の不動産市場は活況を呈しており、2階のマンションの需要も高まっています。売却を検討している方は、この記事で紹介したポイントを活かし、2階のマンションの真価をしっかりと伝えることで、より高額での売却を実現しましょう。