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不動産会社が明かす業界の常識と本音!   不動産を購入する為の【自己資金】について「0円」だけど購入できるの?

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不動産購入を考えている方は「自己資金」を貯めてから購入を考えるようにしましょう

 不動産取引の中でよくあることですが、「資金計画はどんな感じでしょうか?」とお客様にお聞きしますが、
「0円」でとか「無し」でとか「全額ローン」でとか言われます。

「0円」でとか「無し」でとかはともかくとして、「物件本体代金・全額ローン」でならほぼ問題なく購入できます。

では、どれくらいの額の「自己資金」が必要なの?

 不動産の購入(中古がメインで一部新築戸建ても含む)には物件本体代金と仲介手数料等の諸費用が必要になってきます。
そして諸費用は一律ではありませんが、物件本体代金の約10%とお考え下さい。

そしてこの「諸費用」の額の「自己資金」があれば住宅ローンの審査にも通りやすくなりますし、銀行の審査も普通レベルで融資に条件が付くこともないと思います。
ですから「諸費用分の自己資金」がない方は何とか頑張って貯めるようにしましょう!
またはご自身の動産(車両・貴金属等)を処分して「諸費用分の自己資金」を作るようにしましょう!
または親御さん等に諸費用分だけでも借りるなりしてください。

「諸費用分の自己資金」があれば住宅ローン審査は必ず通るの?

 さて、「諸費用分の自己資金」が準備できたから物件を決めて、いざ住宅ローンへ申し込むぞ!
「諸費用分の自己資金」が準備できているから審査には通ったも間違いなしって事には、、、なりません。

物件はご自身でお探しいただく方が早くていいものが見つかりますよ


どんな物件が良いのか?駅近物件だと思います!

住宅ローンは「安定した収入がある方」を対象としていますので、
自営業者の方・自分で会社を経営している方・同族会社の社員の方(社長の親戚縁者)・フリーランスの方・アルバイトの方契約社員の方・派遣社員の方等は
住宅ローンの審査に落ちる可能性が「大」です。または100%の融資額ではなく80%の融資額になったりします。
銀行が求めているのは、公務員・会社員(サラリーマン)の方々なのです。
つまりいくら「諸費用分の自己資金」があったところでご自身の職業によっては住宅ローンを組むことができずに
希望の不動産が購入できないかも
しれません。

じゃぁ不動産を購入するにはどうしたらいいんだよ!ってことになると思いますが、
一般的な低金利の銀行ではなく、住宅金融支援機構のフラット35やその他の銀行で審査をすることをお勧めいたします。
結構探すとその他の銀行でも借りられるところもあったりします。
もちろんご自身で探すのではなく営業マンに探してもらえばいいんです。

それでもだめだった。。。

 それでも審査に落ちてしまった。。。という方は現金で用意するか、
自営業者の方・自分で会社を経営している方はご自身の財務状況が改善するように善処して3年間以上はその状態を続けてください。
フリーランスの方・アルバイトの方契約社員の方・派遣社員の方等はどこかの会社へ就職し、
1年以上勤めて(できれば1月から12月までの源泉徴収票を貰って)そのタイミングで住宅ローンへ申し込むようにしてください。
そうなった場合銀行は手のひらを返したように審査に通してくれます。気持ちのいいものですよ!

「自己資金」は無いが公務員やサラリーマンで勤続は3年以上

 自分は、自己資金は無いが公務員やサラリーマンで勤続は3年以上あるぞ!とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
銀行は勤め先も重視しますが、貸したお金を毎月返済してくれる方を好みます。
年齢にもよりますが、20代後半から30代以上の方で「自己資金0円」の方は資金管理能力が低いと思われたりします

また、銀行によっては諸費用ローンも商品としてあったりしますが、金利が割高になったり、融資に何らかの条件が付いたりします。
先々を考えると損になりますので、先に「自己資金」を貯めてください。

私の経験でも、審査に甘い(過去形なので甘かった)都銀でも1年未満の公務員には融資を断っていました。
本人は公務員だから融資は大丈夫だ!と言っていましたが、実際は断られてショックを受けていました。
断られてというのは、審査を受けてもしょうがないと言われていたので、土俵に上がることもできなかったんですね。
審査を受けれるのと受けれないのでは雲泥の差があります。

勤め先にも有利・不利がある

 最後になりますが、勤め先も非常に重要です。
出来れば大手の企業にお勤めだと自分自身に力は無くとも大手の名前で銀行も融通を聞かせてくれたりします。
これが、従業員数人の会社へお勤めの方ですと勤め先で断られることも多数ありました。
気の毒とは思いましたが、銀行の決定は営業マンも口出しできません。

私の経験でも、審査に甘い(過去形なので甘かった)都銀で事前審査用紙を提出したら「この会社はダメだね」と
言われそれでジ・エンドでした。お客様も分かっていたのか、「そうですか」で終わりましたね。

最後まで諦めない事と銀行もいろいろ審査基準があります

 ここまでいろいろお伝えしましたが、実際は審査結果が出てくるまでは分からないものです!
最後まで諦めずについてきていただけると私も頑張れます!

ここからは、私の経験ですが、

  • 契約社員の方を地方銀行に申し込んで無事に審査に通りました!
  • 奥様の義父様の会社に勤めている同族会社の方の融資もある都銀で無事に通りました!担当銀行は通さなかったので、どこで通したんですかっ!って聞いてきましたよ。
  • 転職して半年の方複数名も無事に審査に通りました!
  • 「自己資金」の額が十分でなかった方も、とある地方銀行で無事に通りました!

この様にローン担当者と深く付き合ってタッグを組むことによって様々な「案」が浮かんだりします。
再度言います!最後まで諦めずについてきてください!

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