名古屋の不動産購入時は【売却の事も頭に入れて購入】が鉄則
名古屋市で不動産を購入する時に何を重点に考えていますか。
住みやすさ、立地、予算等沢山あると思います。
この記事では、何を重点に置くかによって変わりますが、不動産屋から考える不動産の購入を解説していきたいと思います。
Contents
何に重点を置くかで探し方は変わってくる
名古屋市で不動産を購入する為にポータルサイトを見ても検索の優先順位は何にしていますか。〇〇万円以下と価格を設定して地域を設定してといろいろあります。ここでは何を重点にした方が良いかを見ていきましょう。
名古屋の不動産購入後の価格上昇が見込める物件を購入
現在消費高齢化・過疎化や空き家の増加がニュースでも取り上げられている中、不動産は二極化しています。
都市部ではマンション価格の高騰に始まり、需要が多いので価格は安定しているか名古屋駅の様にリニアモーターカーの駅が出来るようなところでは価格は高騰しています。
この様な場合は、そもそも土地の固定資産税の評価額が上がっていてただ持っているだけで土地の固定資産税が上がっていくので頭の痛い問題です。
余談ですが、弊社の所在の中村区名駅3丁目は価格が高騰してまして、固定資産税の額が上がっているので、先ほどの話で頭が痛いのですが、リニアの話の前に入手しているので、売却した場合、購入した金額よりも高く売れる状況です。
名古屋市の郊外部では価格は下落傾向
一方で、需要が少ない地域では、価格は下がっているところもあります。
じゃぁ価格が下がっているんなら安く購入出来てお得じゃない！と言われるかもしれませんが、【購入した時は得】になり、土地の坪単価が安ければ同じ価格で広い土地が購入できます。
また、その余剰資金で建物の方の設備のグレードをUPすることも良いと思いますが、それだったら良いことばかりじゃない！と思いますよね。
そもそも不動産の価格＝相場ってどうやって決まっているかと言いますと、需要と供給のバランスによって決まっています。
供給＜需要だと相場は高くなります。逆に供給＞需要の場合は供給過多になり、相場は安くなります。
購入時にはリセールバリューを意識
不動産を買ったら売る時はその金額よりも安くなる？それは本当の事でもあり間違った事でもあります。確かに一戸建ての建物価格は年々下がりますが、都心のマンションは値上がりする場合もあります。
単身なのか家族なのかで間取りは変化します。売りやすい間取りはあるのでしょうか見ていきましょう。
住み替えを意識した購入
個人的な考えですが、家族の人数や状況が変化すれば広さや交通の便は変化していきます。
交通便に関してですが、車を運転できる場合は、駅が遠くても良いですし、車通勤の場合は駅なんて関係ないって感じでしょうか。
しかし、年齢等で車を運転できなくなった場合、駅が近い方が便利だと思います。
間取りは家族数で変化する
家族数に関してですが、具体的には、実家暮らしの場合は住むための家は家族と同居していれば良かったですが、就職や進学で親元を離れ一人暮らしを始めるとなればアパートの1室を借りなければなりません。
その時一人暮らしをするだけなのに2LDKや3LDKの間取りの部屋を借りる人は少ないと思います。
その後、良い人とのご縁がありめでたく結婚となれば一人暮らし用の部屋では狭いですし、一人用の部屋に2人住むことは契約違反になる場合もあります。
次は、2人でも狭くない部屋を探すのですが、とりあえずは2LDKで落ち着くことも多いと思いますが、家賃次第では3DKや3LDKもありだと思います。
その後、めでたく新しい家族が増え、2LDKでは手狭になった場合、さらに広い3LDKの間取りを探します。しかし、3LDKの家賃は結構高いですから思い切って購入しようかとの話になります。
どのタイミングで不動産購入をするか
不動産購入のタイミングも重要です。家族数によって部屋の間取りが変わってきます。3LDKであれば都心部や都心部に近い場所でもたくさんありますが、4LDKになると角住戸限定なのか郊外で一戸建てを探すかになると思います。
また、最近の都心部の新築マンションは、3LDKでも67㎡とかで狭くなっています。
売りやすい間取りを購入する方法
ここで、現在の状況だけをみて購入するのか将来のことを考えて購入するのかが大きな分かれ道になります。
なぜなら、購入した新居に引っ越し後、さらに家族が増えることもあります。
子供が小さいうちは子供同士同じ部屋で何も問題は無いですが、成長してくるとそうもいきませんね。
そうなった場合4LDKへの住み替えを考えるんですが、実際何とかやりくりして3LDKにお住まいになられていることが多いです。
ここで考えてみてください。最初の購入する際の3LDKを購入した際、売却する時に購入した時の値段と同じくらいで売れれば4LDKへの買い替えも可能ですが、売却する時に購入した金額よりも安い値段でしか売れなかった場合（このパターンが非常に多いです）、買い替えはほぼ不可能になります。
しかし値下がり率が本当に緩やかであれば売却も可能になります。
名古屋市の不動産売却は売る時の5つのメリットを考慮する
このように家族数の変化と共に住み替えを行う事が理想です。
そして、子供が独立したりして家を出て行ったりした場合、夫婦2人だけで3LDKや4LDKは広いし、管理も大変になるので、その場合は2LDKへの住み替えをしてみてはいかがでしょうか。
しかし、実際はほとんどの方がそのままの家にお住まいになられています。
理由としては、2LDKの物件は都心部に集中しています。
今まで住み慣れた地域を離れて新しい地域で済むことに人は抵抗を感じるからです。
友達とも遠くなるし、通いなれたスーパー等新たな生活様式に順応するまでに大変なストレスを感じます。反面、住み慣れた戸建てを売却されて駅近く・病院が近くの分譲マンションをご購入される方も増えていることも事実です。
売却時に値段が下がらずに売れれば何でもできる！
ある意味理想論にはなりますが、売却時に値段が下がらずに売れれば最高ですよね。
不動産の購入は人生の一番大きな買い物であるので、買い替えはあまりないと思いますが、世の中に売却物件が多数あることを考えると買い替えを行っている人も多いです。
そんな時に買った時と同じぐらいの値段で売却が出来れば次に進めますよね。
どんな不動産を購入すればいい？
不動産購入でどんな不動産が売りやすいのでしょうか。ここではその条件を見ていきましょう。
不動産の価値は最寄り駅からの距離で決まる！
それは駅近物件です！
不動産の価値は最寄駅からの距離で決まります。マンションでは最寄駅から10分以内が鉄則です。マンションで徒歩15分以上かかるところでは売却に出してもなかなか売れないと思います。しかし、その住戸が東南角住戸・最上階・10階以上の高層階等の特別住戸であれば別です。
そして、ブランドマンションであれば売れやすいです。名古屋ですと、三井不動産・住友不動産・三菱地所・野村不動産・大京等です。マンションを購入する時は、管理も大事ですが、ブランドも意識するといいと思います。
そして「最上階・角住戸」物件です！最上階は、根強い人気とこだわりを持った方がいらっしゃいます。
一方一戸建ては、駅からの距離は徒歩20分以内だと思います。そして駐車スペースは2台必須です。名古屋は車社会とはいえ、駅も利用しますし、車も2台は必要です。
名古屋の公共交通機関は地下鉄1択！
特に名古屋市内であれば地下鉄の駅徒歩5分以内の物件が理想です。
地下鉄は名古屋の場合、1位が東山線です。これは動きようがないです。いくら名城線が環状になろうとも名古屋駅と栄を結ぶ東山線がダントツ1位です。東山線沿線の駅から徒歩圏内の物件を購入しておくと値下がり率が緩やかまたは値上がりすることも十分にあります。
名古屋市内の駅が移動した事実
鉄道の駅は未来永劫そこに在り続けるわけではなく、廃駅になったり、場所が移動したりすることを御存じでしょうか。ここでは実際に名古屋市内の駅が移動した例を見ていきましょう。
駅が移動して駅までの距離が遠くなった
地下鉄以外の鉄道駅は移動する可能性があります。
実際に金山駅もJR金山駅と名鉄金山橋駅と地下鉄金山駅が1つの駅になりましたが、動いたのはJRと名鉄の駅が動きました。
もう一つは八田駅です。
JR八田駅と近鉄八田駅が地下鉄八田駅の位置に動いて1つの駅になりました。この時、JR八田駅徒歩5分の物件が駅が移動したおかげで徒歩8分になってしまった例もあります。
このように【駅】と言ってもいろんな駅がありますので、注意が必要ですね！
まとめ｜将来を見据えて不動産を購入しよう
これから名古屋市内で不動産を購入しようとしていて、この記事に辿り着いたあなた。
駅から遠い不動産を否定するつもりはありませんが、終の棲家としないのであれば、移動することを考えて購入することをお勧めいたします。
駅から徒歩分数の表記にも注意が必要です。下記の記事をご参照ください。
